adslで固定ip
光回線が登場するまでインターネット回線のスタンダードになっていたのはadslですが、今やadsl回線は忘れ去られつつある存在と言ってもいいかもしれません。
しかし現在でもadsl回線を使用しているところはありますし、光回線の対応エリア外では主流の回線となっています。
もともと光回線が注目された背景にはadsl回線のデメリットを克服したからという理由があります。
adsl回線は電波を局舎からそれぞれの場所へ発信していたため、建物などの障害物による影響を受けることがあり、エリアによっては通信速度が安定しないというところもありました。
しかし光回線は建物に直接電波を発信する機器を取り付けるので、そういったことは起こりにくくストレスのないインターネットができるようになったのです。
したがって少しずつadslから光回線に乗り換える人が増え、今ではインターネット回線＝光回線というのが定着してしまいました。
adsl回線の通信速度が非常に遅いかと言われれば決してそうではなく、個人利用する程度であれば体感速度が遅いという感覚もそれほどありませんし、料金も安いので今でも使っている人は意外といます。
ビジネス利用するにしても大容量のデータのやりとりをするわけでなければadslでも問題なく業務をこなせるでしょう。
ただし固定ipの取得を検討している場合は、やはり光回線のほうがおすすめです。
というのも、今adslは光回線の対応エリア外を除いてどんどんサービス終了を決定しており、たとえば最大手のプロバイダであるocnもadslプランのサービスをすでに終了していますし、現在光回線の対応エリア外になっているところも続々と対応になっているからです。
したがって新規の契約をするのであれば、光回線対応しているエリアなら光回線のプランを選ぶのが妥当ですし、ocnは評価も高く実績もあるプロバイダなのでNTTの光回線を使うのがおすすめです。
